ウォーキングは、誰でも気軽に始められる健康的な運動です。でも、ウォーキングには、意外と知られていない雑学がたくさんあるって知っていましたか?
例えば、
- ウォーキングをすると、脳が活性化されて認知症の予防につながる
- ウォーキングをすると、ストレスが軽減されて心が落ち着く
- ウォーキングをすると、肌の血行が良くなって美肌効果が期待できる
などなど。
ウォーキングの効果をもっと知って、より楽しくウォーキングを続けたいですよね。
そこで、今回は、ウォーキングの意外な雑学を大公開します!
昔の人は江戸から京都まで歩いて5日?!
歩くという行為は、人類の歴史とともに歩んできたもの。しかし、現代社会では運動不足や歩行不足が問題視されています。そんな中、昔の人はどれくらい歩いていたのかご存知ですか?
本記事では、ウォーキングの意外な歴史や、昔の人々の歩行量についてご紹介します。
歩くという行為は、人類が二足歩行を始めた頃から、当たり前になされてきたものです。しかし、ウォーキングというスポーツの一種として捉えるようになったのは、人類史に比べるとごく最近のこと。これは現代社会を生きる私たちの「運動不足」「歩行不足」が招いたことといえるでしょう。
「昔は駅の1つや2つは誰でも歩いた」と言う方も多くいらっしゃいますよね。確かにそうであったと思います。もう少し時代を遡れば、さらに顕著です。江戸時代の飛脚は、江戸から京都の片道を、速い便だと5日程度で踏破したといいます。もちろん、飛脚は「歩く」というより「走る」ことがメインだったでしょうが、距離にしておよそ492kmですから、1日に100km弱も踏破した計算になります。1日20km歩いたとしても約25日。もちろん、今のような運動に適したシューズはありません。今の私たちがそのスピードで歩こうと思ったら、すぐに足の皮が剥けたり、足の筋肉がこわばって動かなくなってしまうことでしょう。いかに昔の人々が健脚であったかがわかります。
翻って現在。2008年版食育白書によると、1日の平均歩数は成人が男性7525.5歩、女性が6662.6歩。成人の歩幅はおおよそ70センチといわれていますので、距離にすると成人男性で約5.3kmです。これだと江戸から京都まで100日弱かかることになりますので、もし飛脚だとしたら失格ですね。
ちなみに平均歩数が多い都道府県と少ない都道府県とでは、肥満者の割合も異なります。当然ながら前者のほうが少なく、後者のほうが高くなっています。「健脚は健康のもと」といえるでしょう。
ウォーキングは、誰でも気軽に始められる健康的な運動です。しかし、昔の人々と比べると、私たちの歩行量は圧倒的に少ないことがわかりました。
ウォーキングを習慣づけることで、健康的な生活を送ることができるでしょう。ぜひ、今日からウォーキングを始めてみてはいかがでしょうか。
【ウォーキング vs ジョギング】どっちがダイエットに効果的?
ウォーキングとジョギングは、どちらも日常的に手軽に始められる運動として人気があります。しかし、ダイエット効果に違いはあるのでしょうか?
ウォーキングとジョギングは、どちらも有酸素運動です。しかし、ジョギングのほうが歩くよりも歩幅が大きく、歩数も増えるため、より多くのエネルギーを消費します。そのため、ダイエット効果が高いといえます。
具体的には、ジョギングはウォーキングの1.5~2倍のエネルギーを消費するといわれています。また、ジョギングはウォーキングよりも心拍数が上がりやすいため、脂肪燃焼効果も高くなります。
しかし、ジョギングはウォーキングよりも膝や心肺機能に負担がかかります。そのため、長年運動をしていない人や、膝や心肺機能に不安がある人は、ウォーキングから始めるのがおすすめです。
ウォーキングは、ジョギングに比べると負担が少ないため、無理なく続けやすいというメリットがあります。また、ウォーキングはジョギングよりも歩幅が小さいため、景色を楽しみながら歩くこともできます。
ウォーキングを続けることで、筋力や体幹が鍛えられ、姿勢が良くなったり、代謝がアップしたりといった効果も期待できます。
ダイエット目的でウォーキングやジョギングを始める場合は、まずはウォーキングから始め、徐々に負荷を上げていくのがおすすめです。
ウォーキングとジョギングは、どちらもダイエットに効果的な運動です。しかし、ジョギングはウォーキングよりも負担が大きいため、長年運動をしていない人や、膝や心肺機能に不安がある人は、ウォーキングから始めるのがおすすめです。
ウォーキングを続けることで、ダイエット効果だけでなく、さまざまな健康効果も期待できます。
【歩数計の歴史と活用法】ウォーキングをもっと楽しく、続けやすくする方法
ウォーキングは、手軽に始められる健康的な運動として人気があります。そんなウォーキングをもっと楽しく、続けやすくする方法のひとつが、歩数計の活用です。
歩数計は、歩数を数える機械です。単なる“歩く”行為を数値で表してくれることで、ウォーキングのモチベーションを維持するのに役立ちます。
かつての歩数計は、振り子式が主流でした。振り子式は、ベルトに装着した重りが振り子のように揺れることで歩数をカウントします。しかし、装着する位置や向きが正しくないと、誤差が生じやすかったという欠点がありました。
現在主流の加速度センサー式は、歩くときにかかる体の動きを加速度センサーで検知して歩数をカウントします。振り子式よりも誤差が少なく、装着する位置や向きも自由です。また、カバンやポケットに入れたままでも歩数をカウントできるタイプもあります。
歩数計は、ウォーキングのモチベーションを維持するだけでなく、ウォーキングの成果を可視化することにも役立ちます。歩数や歩行距離、消費カロリーなどを記録することで、自分の頑張りを目に見える形で確認することができます。
また、歩数計とゲームが一体化したものも登場しています。歩数を重ねることでキャラクターが成長していくタイプのものは、目標を持つことでウォーキングを継続しやすくなります。
ウォーキングを始めて、なかなか続かないという方は、歩数計の活用を検討してみてはいかがでしょうか。歩数計を使えば、ウォーキングをもっと楽しく、続けやすくすることができます。