猫って、実は結構謎めいた生き物だよね。
例えば、猫はなぜ甘味を感じる味覚がないの?
また、猫の利き手は性別によって決まるって本当?
今回は、そんな猫の雑学をまとめて紹介するよ!
猫の身体の柔らかさの秘密は骨にある?
猫は、人間に比べて小さな体なのに、高い場所から飛び降りたり、狭い場所に潜り込んだり、といった驚くべき身体能力を持っています。その秘密のひとつは、猫の骨の多さにあると考えられています。
人間の骨の数は、約200本ですが、猫の骨の数は、約240本と、人間よりも約40本も多いのです。そのうち、尻尾だけで、24本の骨があります。
猫の骨は、人間の骨よりも小さく、軽く、柔軟性があります。そのため、猫は、人間よりも複雑な動きをすることができるのです。
例えば、猫は、高い場所から飛び降りるとき、体を丸めて空気抵抗を減らすことで、衝撃を和らげることができます。また、狭い場所に潜り込むときも、骨の柔軟性を利用して、体の形状を変化させることができます。
猫の骨の多さは、猫の身体の柔らかさの秘密であり、猫がさまざまな環境に適応し、生き延びてきたことにも一役買っていると考えられます。
猫が干支に?海外の干支の違い
日本の干支は、子(ねずみ)、丑(うし)、寅(とら)、卯(うさぎ)、辰(たつ)、巳(へび)、午(うま)、未(ひつじ)、申(さる)、酉(とり)、戌(いぬ)、亥(いのしし)の12種類です。しかし、この干支は、日本独特のものであり、海外の干支には、猫が入っているものもあります。
例えば、タイやベトナムの干支には、うさぎではなく、猫が入っています。これは、猫が、古くからこれらの国で、大切なペットや神様として崇められてきたためと考えられています。
タイでは、猫は「マオ」と呼ばれ、幸運と繁栄の象徴とされています。また、ベトナムでは、猫は「ミー」と呼ばれ、魔除けや家庭の守護神として信仰されています。
このように、海外の干支には、猫が入っているものがあり、その理由は、猫が、その国で、大切な存在とされてきたためと考えられています。
猫の鼻紋、あなたは知ってる?
猫には、指紋があるとご存知ですか?
人間の指紋は、皮膚の下に存在する小胞体と呼ばれる細胞の集まりで、その形状が個体によって異なります。猫の鼻紋も、皮膚の下に存在する小胞体によって形成されており、その形状が個体によって異なります。
猫の鼻紋は、肉球ではなく、鼻にあります。そのため、正しくは指紋ではなく、鼻紋と呼ばれています。
猫の鼻紋は、生まれてから成長しても変化しません。そのため、猫の個体識別に利用されています。また、猫の鼻紋は、猫の品種や血統を判別する際にも役立っています。
猫の鼻紋は、猫の個性を表すものであり、猫好きの人にとっては、愛猫の鼻紋を眺めるのも楽しみのひとつです。
アラスカの町、猫の町長が20年間も続いた理由
アメリカ合衆国アラスカ州のタルキートナという小さな町に、20年間も町長を務めた猫がいた。その猫の名は「スタッブス」といい、1997年に当時の町長が亡くなった後、町民の投票によって町長に選出された。
スタッブスは、町の繁栄と観光振興に貢献したと言われています。町民は、スタッブスが町のシンボルとなり、観光客を呼び込むのに役立ったと考えています。また、スタッブスは、町民の心の支えでもあったと言われています。スタッブスの穏やかな姿は、町民に安らぎを与え、癒しを与えました。
スタッブスは、2017年に20歳で亡くなりました。その死は、町民に大きな悲しみをもたらしました。スタッブスの死後、町民は、スタッブスの功績を称える記念碑を建立しました。
スタッブスが20年間も町長を務めた理由は、町民の愛情と信頼があったからでしょう。スタッブスは、町民の心をつかみ、町の象徴となりました。
世界一のお金持ち猫、シュペット
2019年、ファッションデザイナーのカール・ラガーフェルドが亡くなった際に、彼の愛猫であるシュペットに約26億円の遺産が相続された。これにより、シュペットは世界一のお金持ちな猫となった。
シュペットは、ラガーフェルドが2011年に保護したオスのペルシャ猫。ラガーフェルドは、シュペットを溺愛し、彼の衣装やアクセサリーを身に着けさせたり、ファッションショーに同行させたりと、特別な待遇を与えていた。
ラガーフェルドの死後、シュペットは、ラガーフェルドの遺産管理会社によって管理されている。シュペットの生活費や医療費は、遺産から支払われる。また、シュペットは、ラガーフェルドが設立した慈善団体への寄付も行っている。
シュペットの遺産相続は、世界中のメディアで報道され、大きな話題となった。シュペットは、単なるペットではなく、ラガーフェルドの家族の一員として、彼の愛情と財産を受け継いだのである。
大人猫の鳴き声は人間とのコミュニケーションツール
猫は、鳴き声によって、さまざまな感情を表現します。しかし、大人猫が鳴くのは、人間に対してだけだという説があります。
子猫は、母親や兄弟姉妹とコミュニケーションをとるために鳴きます。また、獲物を見つけたときや、危険を感じたときにも鳴きます。しかし、大人猫になると、これらの鳴き声はほとんど聞かれなくなります。
代わりに、大人猫が鳴くのは、人間に対してだけだという説があります。人間に構ってほしいとき、ご飯がほしいとき、遊んでほしいときなど、人間に対して何かを要求するときに鳴くのです。
この説を裏付ける証拠として、野生の猫は、人間に対して鳴くことがほとんどないことが挙げられます。また、人間と暮らしていない猫も、人間に対して鳴くことがほとんどありません。
もちろん、大人猫が他の猫に対して鳴く場合もあります。しかし、その場合は、警戒や威嚇などの意味合いが強いと考えられます。
このように、大人猫の鳴き声は、人間とのコミュニケーションツールであると考えられます。人間は、猫の鳴き声を理解することで、猫の気持ちをより深く理解することができるのです。