犬好きのみんな集まれ!
犬の雑学って、意外と知らないこと多くない?
例えば、犬は「申し訳なさそう」な顔をしているとき、実は反省していないって知ってる?
他にも、犬の鼻は鼻毛がないって知ってる?
犬の雑学を知って、犬好き仲間と盛り上がろう!
犬は、実は人間よりも視力が悪い
犬は、人間よりも視力が悪いって知っていましたか?犬の視力は、人間の約25分の1程度と言われています。つまり、人間が100メートル先のものを見えるのに、犬は2.5メートルしか見えていないということです。
犬の視力が悪い理由は、犬の網膜にあるロドプシンという色素の量が、人間よりも少ないためです。ロドプシンは、暗いところで光を感知する役割を果たす色素ですが、量が少ないと、暗いところで物が見えにくくなります。
そのため、犬は、明るい場所では、人間よりもよく見えますが、暗い場所では、人間よりも見えにくくなります。また、犬は、色の識別能力も人間よりも劣っています。
とはいえ、犬は、視力以外の感覚が優れているため、日常生活に困ることはありません。犬は、嗅覚が非常に優れており、匂いで周囲の状況を把握することができます。また、聴覚も優れており、音で危険を察知することができます。
このように、犬は、視力が悪いことを補うために、他の感覚をうまく活用しているのです。
犬の肉球は、寒さや暑さから足を守る
犬の肉球は、人間の足の裏とは異なり、温度が伝わりにくくなっています。これは、犬が寒い雪の上や熱いアスファルトの上を歩く際に、足の裏を守るための進化の賜物です。
肉球の表面は、厚くてタフな角質層で覆われています。角質層は、皮膚を保護する役割を果たしており、摩擦や傷から肉球を守ります。また、角質層には血管が少なく、そのため、熱が伝わりにくいという特徴があります。
肉球の下には、脂肪層が存在します。脂肪層は、熱の伝導を遅らせる役割を果たしています。そのため、肉球は、寒さや暑さから足を守る天然の防御壁として機能しています。
しかし、犬の肉球も無敵ではありません。特に夏場の熱いアスファルトの上では、肉球が火傷するリスクがあります。アスファルトの表面温度は、60℃以上にも達することがあるため、犬を散歩させる際には、アスファルトの温度に注意が必要です。
肉球の火傷を防ぐためには、以下の点に注意しましょう。
- アスファルトの表面温度が40℃以上の場合は、散歩を控える。
- 散歩をする場合は、アスファルトの上にタオルやマットを敷く。
- 散歩の時間を短めにする。
また、肉球のケアも大切です。肉球が乾燥してひび割れている場合は、保湿クリームを塗って保護しましょう。
犬の肉球は、犬の健康と安全を守るために重要な役割を果たしています。飼い主としては、犬の肉球を大切に守ってあげましょう。
犬の目が赤く光る意外な理由
犬の写真を撮ったとき、目が赤く光ることがあります。これは、犬の目の中に光を反射する層があることが原因です。この層は「タペタム」と呼ばれ、暗闇でも周囲を見やすくする働きがあります。
タペタムは、網膜の後ろにある薄い膜です。この膜には、光を反射するミラーのような構造があり、光を網膜にもう一度照射することで、暗闇でもより多くの光を取り込むことができるのです。
フラッシュなどの強い光が当たると、タペタムがその光を反射して、犬の目が赤く光って見えるのです。
この赤い光は、網膜の後ろにある毛細血管の色が反射しているためです。タペタムが本来持っている緑の色素に光が反射した場合は、緑色や青色に光ることもあります。
犬の目が赤く光る理由を知って、愛犬の写真を撮るときにぜひ参考にしてみてください。
イタリアのトリノで犬を飼うなら、散歩は欠かせない
イタリアのトリノでは、犬を飼うためには、1日3回以上の散歩を義務付けられています。もしこの義務を怠ると、500ユーロ(約6~7万円)の罰金が科せられます。
この条例は、犬の健康や福祉を守るために制定されたものです。犬は運動不足になると、肥満やストレス、問題行動などを引き起こす可能性があります。また、排泄物の放置などの衛生問題も懸念されます。
トリノでは、この条例を徹底するために、市が委託した職員が、散歩をしている犬の様子を巡回しています。もし、犬を連れて歩いていない飼い主を見つけた場合、その場で指導や注意が行われます。
イタリアの方は、この条例を守るために、どのような工夫をしているのでしょうか。
まず、多くの方は、朝、昼、晩の1日3回、必ず散歩に出かけるようにしています。また、仕事や学校などで忙しい方でも、パートナーや友人と協力して、散歩の時間を確保しているようです。
さらに、トリノには、犬と一緒に散歩ができる公園や、犬専用の遊び場などが多くあります。これらの施設を利用することで、犬の運動や遊びを充実させることができます。
このように、トリノでは、犬の散歩は、飼い主としての義務であると同時に、犬と過ごす大切な時間でもあるのです。
犬の「申し訳なさそうな顔」の本当の意味
犬が怒られた後に「申し訳なさそう」な顔をするのは、よく見かける光景です。しかし、実はこの「申し訳なさそうな顔」は、反省のサインではないと言われています。
犬は、人間のように「申し訳ない」という後悔の気持ちや反省の気持ちを持つことができません。犬が「申し訳なさそう」な顔をするのは、次の2つの理由が考えられます。
1つ目の理由は、**「困っている」**という感情です。犬は、飼い主が怒っている理由を理解できないことがあります。そのため、怒られている理由がわからず、困惑して「申し訳なさそう」な顔をしてしまうのです。
もう1つの理由は、**「怯えている」**という感情です。犬は、飼い主が怒っていると、攻撃されるのではないかと恐怖を感じます。そのため、恐怖から「申し訳なさそう」な顔をしてしまうのです。
つまり、犬の「申し訳なさそうな顔」は、必ずしも「反省している」という意味ではないということです。飼い主としては、犬の「申し訳なさそうな顔」を見た際には、犬の気持ちをよく理解して、適切な対応をすることが大切です。