卵の殻の内側にある「卵殻膜」って、何に使うの?そう思ったことはありませんか?実は、卵殻膜には、美肌や健康維持に役立つ効果があるんです。
最近では、卵殻膜を配合した化粧品やサプリメントも増えています。でも、卵殻膜ってそもそもどんなもの?どうやって摂取すればいいの?
そんな疑問にお答えすべく、今回は卵殻膜について徹底解説します。卵殻膜初心者も、詳しい人も、ぜひ最後までご覧ください。
卵の殻の内側に、美肌と健康の秘密が!?
卵の殻の内側にある「卵殻膜」
あなたは、卵殻膜にどんなイメージをお持ちですか?
「卵の殻の一部で、あまり重要ではない」 「鶏の体から出た残骸」
そんなイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
しかし、実は卵殻膜には、美肌や健康に役立つさまざまな効果があるのです。
卵殻膜の主成分は、コラーゲンやヒアルロン酸。コラーゲンは肌のハリや弾力を保つ成分として知られ、ヒアルロン酸は肌の潤いを保つ成分として知られています。
また、卵殻膜には、ビタミンやミネラルも豊富に含まれています。ビタミンCはコラーゲンの生成を助け、亜鉛は肌の新陳代謝を促進します。
つまり、卵殻膜を摂取することで、美肌や健康維持に役立つ、まさに「食べる美容液」や「食べるサプリ」と言えるのです。
卵殻膜は、サプリメントや化粧品などで手軽に摂取することができます。
美肌や健康を気にする方は、ぜひ卵殻膜を試してみてはいかがでしょうか?
卵殻膜の効果を3つ解説!美肌や健康に役立つ注目の成分
卵殻膜とは、卵の殻の内側にある0.07mmほどの薄い膜のことです。主にたんぱく質から作られており、紫外線やウイルス、菌といった外敵からヒナを守る役割を担っています。
近年では、卵殻膜の美肌や健康への効果が注目され、サプリメントや化粧品などに配合されるようになりました。
ここでは、卵殻膜を摂取すると得られる効果を3つご紹介します。
1. ハリやツヤのある美肌に導く
卵殻膜には、Ⅲ型コラーゲンに関与する作用があることが研究でわかっています。Ⅲ型コラーゲンは、赤ちゃんの肌に多く存在するコラーゲンの一種で、ハリやツヤ、弾力といった美肌を左右する重要な役割を担っています。
卵殻膜を摂取することで、Ⅲ型コラーゲンの働きをサポートし、美しい肌を維持することができます。
2. ダメージを受けた髪の毛にコシやツヤを与える
卵殻膜は、ケラチンたんぱく質そのものです。ケラチンたんぱく質は、髪の毛のハリやコシ、ツヤといった美髪を作るうえで重要な栄養素です。
髪の毛は、紫外線や摩擦などのダメージを受けると、ケラチンたんぱく質が減少してパサつきや枝毛の原因となります。
卵殻膜を摂取することで、不足しているケラチンたんぱく質を補給し、ダメージを受けた髪の毛を補修することができます。
ケラチンたんぱく質とは?
ケラチンたんぱく質とは、髪や爪、皮膚の角質層に含まれるタンパク質です。18種類のアミノ酸が結合してできており、髪の毛の90%、爪の80%、皮膚の角質層の60%を占めています。
ケラチンたんぱく質は、以下の特徴があります。
- 弾力性があり、水分を保持する性質がある
- 外部からの刺激に強く、耐久性に優れている
ケラチンたんぱく質は、髪や爪、皮膚の健康を維持するために重要な役割を果たしています。
髪
ケラチンたんぱく質は、髪の毛の強さや弾力性を保つために必要な成分です。ケラチンたんぱく質が不足すると、髪の毛が細くなったり、抜け毛が増えたりする可能性があります。
爪
ケラチンたんぱく質は、爪の硬さや強度を保つために必要な成分です。ケラチンたんぱく質が不足すると、爪が割れたり、欠けたりしやすくなります。
皮膚
ケラチンたんぱく質は、皮膚の外側を覆う角質層の主要な成分です。ケラチンたんぱく質が不足すると、皮膚が乾燥したり、バリア機能が低下したりする可能性があります。
ケラチンたんぱく質を摂取する方法
ケラチンたんぱく質は、肉類、魚類、卵、大豆製品などに多く含まれています。
- 肉類:鶏肉、豚肉、牛肉、羊肉
- 魚類:マグロ、カツオ、サバ、イワシ
- 卵:卵黄
- 大豆製品:納豆、豆腐、豆乳、きな粉
ケラチンたんぱく質を摂取することで、髪や爪、皮膚の健康を維持することができます。
3. シミ・ソバカスを防ぐ
卵殻膜に含まれるシスチンは、体内に入るとL-システインに変化します。L-システインには、メラニンの生成を抑える働きがあります。
メラニンは、紫外線などの刺激を受けると生成され、シミやソバカスの原因となります。
卵殻膜を摂取することで、メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐことができます。
卵殻膜は、美肌や健康に役立つ注目の成分です。ぜひ、日常生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。