「朝起きたら口の中がネバネバする」「口臭が気になる」なんてことはありませんか?実は、口内のネバネバにはさまざまな原因があります。
まずは、ご自身がどのような原因でネバネバが起こっているのかを知ることが大切です。
このページでは、口内のネバネバの原因と対処法について詳しく解説します。
ぜひ参考にして、快適な口内環境を手に入れましょう!
口の中のネバつきの原因は?
朝起きたら口の中がネバつく、口臭が気になる……そんな悩みはありませんか?
口の中のネバつきは、さまざまな原因によって起こります。その主な原因は、以下の3つです。
口腔内の乾燥
口の中が乾燥すると、唾液の分泌量が減少し、細菌が繁殖しやすくなります。その結果、ネバつきや口臭の原因となる物質が作られます。
細菌の増殖
口腔内に常在する細菌が、食べカスや歯垢をエサにして増殖すると、ネバつきや口臭の原因となる物質が作られます。
病気
糖尿病や自己免疫疾患などの病気が原因で、口の中のネバつきや口臭が起こることもあります。
口腔内の乾燥を防ぐには、以下のことに気をつけましょう。
- 水やお茶をこまめに飲む
- 加湿器を使う
- 口をよく動かす
細菌の増殖を防ぐには、以下のことに気をつけましょう。
- 歯磨きをきちんと行う
- 歯間ブラシやフロスを併用する
- 定期的に歯科検診を受ける
口内のネバつきの対処法は?
口の中のネバつき、原因は細菌?
口の中のネバつきは、さまざまな原因によって起こりますが、その主な原因は細菌の増殖です。
口腔内には、さまざまな細菌が存在しています。これらの細菌は、食べカスや歯垢をエサにして増殖し、ネバつきや口臭の原因となる物質を作り出します。
口の中の細菌を取り除く方法
口の中の細菌を取り除くには、以下の方法があります。
歯磨き
歯ブラシと歯磨き粉を使って、歯垢や食べカスを取り除きます。歯ブラシは、自分の歯の形に合ったものを選び、歯と歯の間や歯周ポケットも丁寧に磨きましょう。
うがい
歯磨きだけでは届かない細菌を取り除くために、うがいをします。うがい薬を使うと、より効果的に細菌を殺菌することができます。
口のネバつき、唾液が減っているかも?
口の中がネバついていませんか?それは、唾液の分泌が減っている可能性があります。唾液には、食べ物を消化するだけでなく、口腔内を清潔に保つ役割もあります。唾液が減ると、口の中が乾燥して細菌が繁殖しやすくなり、口臭や口のネバつきの原因となります。
唾液の役割
唾液は、口腔内に分泌される液体です。主に、耳下腺、顎下腺、舌下腺という3つの大きな唾液腺から分泌され、1日に1000~1500mlほど分泌されます。
唾液には、次の7つの役割があります。
- 消化作用:唾液に含まれるアミラーゼは、でんぷんを分解して、食べ物を胃で消化しやすい状態にします。
- 口の清潔保持:唾液は、口腔内の食べカスや細菌を洗い流して、口臭や虫歯を予防します。
- 味覚:唾液は、味覚の受容を助けます。
- 潤滑作用:唾液は、口腔内を潤滑して、食事の咀嚼や嚥下をスムーズにします。
- 緩衝作用:唾液は、酸を中和して、口腔内のpHを中性に保ちます。
- 抗菌作用:唾液には、細菌の増殖を抑える作用があります。
- 再石灰化:唾液に含まれるカルシウムやリンなどは、歯の再石灰化を促して、虫歯を予防します。
唾液の分泌が低下すると、口腔乾燥や味覚障害、咀嚼障害、嚥下障害、虫歯などのリスクが高まります。また、唾液にはストレスや疲労を和らげる効果もあると言われています。
唾液を増やすには、以下のような方法があります。
- よく噛んで食べる
- 水分をこまめに摂る
- 柑橘類やレモンなどの酸味のあるものを食べる
- タバコを控える
- ストレスを溜めない
唾液は、口腔内だけでなく、全身の健康にも欠かせない液体です。唾液の分泌を促すような生活習慣を心がけることが大切です。
唾液の分泌を促す方法
唾液の分泌を促すには、以下の方法があります。
よく噛む
唾液腺を刺激するために、よく噛んで食べるようにしましょう。ガムや飴を噛むのも効果的です。
口腔マッサージ
唾液腺を刺激するような口腔マッサージも効果的です。指で歯茎を優しくマッサージしましょう。
適度な水分補給
口の中が乾燥すると唾液の分泌が減ります。こまめに水を飲んで、口の中を潤った状態に保ちましょう。
まとめ
口のネバつきは、口腔内環境が悪いことが原因で起こります。日頃の口腔ケアと、唾液の分泌を促す生活習慣を心がけることで、口のネバつきを解消することができます。