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体が怠いは軽く考えてはダメ!

体がだるいは軽く考えてはダメ!

「体がだるい」という症状は、誰もが一度は経験したことがあるでしょう。しかし、この「だるい」という感覚は、単なる疲れやストレスのせいだけではありません。実は、さまざまな病気の合図である可能性もあるのです。

例えば、風邪やインフルエンザなどの感染症、貧血や心臓病などの内臓疾患、うつ病などの精神疾患など、だるさを引き起こす病気は多岐にわたります。

もし、あなたが「体がだるい」と感じているなら、一度、病院で検査を受けてみることをおすすめします。早期発見・早期治療が、病気の進行を抑え、健康を守ることにつながります。

目次

疲労・倦怠感、原因は?

疲労・倦怠感は、私たちの体からのサインです。休息をとらないと、心身ともに不調をきたす可能性があります。

疲労・倦怠感の原因は、大きく分けて「肉体的なもの」「精神的なもの」の2つがあります。

倦怠感とは?
倦怠感とは、身体や精神的に「だるい」「疲れた」「疲れやすい」と感じられる状態です。激しい運動や仕事の後でも倦怠感を感じることもありますが、十分な休養をとることによって回復することが多いです。しかし、回復の程度や速さは年齢によって異なりますし、個人差があります。

肉体的なもの

肉体的な疲労・倦怠感は、過度なスポーツや過労などが原因となります。また、以下のような病気が関係しているケースも少なくありません。

  • 感染症や慢性的な炎症性疾患による老廃物の蓄積
  • 貧血や心疾患、肺疾患による低酸素状態
  • 低血圧
  • 更年期障害や糖尿病、甲状腺機能低下症などによる内分泌ホルモンの乱れ
  • 低栄養、電解質の異常、神経活動の低下
  • アルコール中毒を含む薬物中毒

更年期障害について

更年期障害とは、女性ホルモンのエストロゲン分泌量が減少することで起こる、心身のさまざまな不調の総称です。

更年期障害の症状は、以下のようなものがあります。

  • ホットフラッシュ(のぼせや発汗)
  • 頭痛
  • 肩こり
  • めまい
  • 不眠
  • イライラ
  • 不安感
  • うつ
  • 膣の乾燥
  • 性交痛
  • 頻尿・尿失禁
  • 骨粗しょう症

更年期障害の症状は、個人差が大きく、また、症状の程度や持続期間もさまざまです。

更年期障害の原因は、卵巣機能の低下によるエストロゲン分泌量の減少です。エストロゲンは、女性の体や心の健康にさまざまな影響を与えるホルモンです。エストロゲン分泌量が減少することで、自律神経のバランスが乱れ、さまざまな症状が現れます。

更年期障害の治療は、症状の程度や患者の希望に合わせて行われます。

軽度の症状であれば、生活習慣の改善や漢方薬などで対処できます。

中等度の症状や、生活に支障をきたすような症状がある場合は、ホルモン補充療法(HRT)が有効です。

HRTは、エストロゲンやプロゲステロンの薬剤を投与することで、エストロゲン分泌量を補充する治療法です。

更年期障害は、女性の人生において誰もが経験する自然な変化です。しかし、症状が重い場合は、日常生活に支障をきたすこともあります。

更年期障害の症状で悩んでいる場合は、早めに医療機関を受診して、適切な治療を受けましょう。

精神的なもの

精神的な疲労・倦怠感は、うつ病や不安障害、睡眠時無呼吸症候群などの睡眠障害が原因となります。また、以下のようなストレスも原因のひとつです。

  • 仕事や人間関係のストレス
  • 経済的な不安
  • 災害や事件などのショック

対策

疲労・倦怠感を感じるときは、まず生活習慣を見直しましょう。十分な睡眠をとること、バランスの良い食事をとること、適度な運動をすることが大切です。また、ストレスを溜め込まないように心がけることも重要です。

それでも疲労・倦怠感が続く場合は、病気が原因の可能性もあります。早めに医療機関を受診して、原因を特定することが大切です。

回復しない疲労の場合は注意が必要

以下に、回復しない疲労の可能性を高めるいくつかの特徴を挙げます。

  • 疲労が6か月以上続く
  • 疲労が日中や運動時に強く出る
  • 疲労に加えて、他の症状(発熱、倦怠感、食欲不振、体重減少など)がある

これらの特徴に当てはまる場合は、特に注意が必要です。

体重減少は注意が必要

体重減少は、病気の兆候である可能性があります。意図しない体重減少が半年で4~5kg、または体重の5%を超える場合は、注意が必要です。

体重減少の原因には、以下のようなものがあります。

  • 消化器疾患:胃潰瘍、十二指腸潰瘍、食道がん、胃がん、大腸がん、肝臓病、膵臓炎、胆嚢炎、胆石症
  • 内分泌疾患:甲状腺機能低下症、糖尿病、副甲状腺機能亢進症、アジソン病、クッシング症候群
  • 代謝性疾患:アトピー性皮膚炎、関節リウマチ、膠原病
  • 感染症:結核、AIDS、HIV、ウイルス性肝炎
  • 精神疾患:神経性無食欲症、拒食症
  • 薬剤の副作用

体重減少が伴う症状としては、以下のようなものがあります。

  • 食欲不振
  • 吐き気
  • 嘔吐
  • 腹痛
  • 下痢
  • 便秘
  • 倦怠感
  • 脱力感
  • 発熱
  • 発汗
  • 息切れ
  • 動悸

体重減少がみられた場合は、早めに医療機関を受診して原因を調べることが大切です。原因によっては、早期発見・早期治療が重要となる場合もあります。

回復しない疲労は、放置すると日常生活や仕事に支障をきたすだけでなく、重症化する可能性もあります。早めに原因を特定して、適切な治療を受けることが大切です。



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この記事を書いた人

健康情報メディア「Health-Up.club」の運営者。
健康に関する情報をわかりやすく発信することをモットーに、自身の経験や知識を活かして記事を執筆しています。

私は、健康に関する情報を発信することで、多くの人が健康に生きられる社会を実現したいと思っています。
自分自身も、健康に悩んだ経験があり、その経験から健康の大切さを実感しました。
そのため、健康に関する情報をわかりやすく発信することで、多くの人が健康に生きられるようにサポートしていきたいと思っています。

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