本ページはプロモーションが含まれています

音楽の雑学であなたの音楽への興味がもっと広がる!

音楽の雑学であなたの音楽への興味がもっと広がる!

「あの曲のタイトルの意味って知ってる?」「あのアーティストのデビュー曲ってなんだっけ?」

音楽を聴いていると、ふとした疑問や気になることってありませんか?

そんな音楽好きのあなたに朗報です!

このブログでは、音楽にまつわる雑学やトリビアをご紹介します。

音楽の雑学を知れば、音楽鑑賞がもっと楽しくなるはず!

ぜひ、一度チェックしてみてください。

目次

年末に聴く「第九」の意外な歴史

年末になると、テレビやラジオでベートーヴェンの「第九」がよく流れますよね。この「第九」は、日本ではお馴染みの年末の風物詩ですが、実はこれは日本だけの風習なんです。

「第九」は、ベートーヴェンが晩年に作曲した交響曲第9番のことです。中でも最終楽章の「歓喜の歌」は、EUの公式歌として採用されるなど、世界中で愛されている名曲です。

日本では、1918年に徳島県の板東俘虜収容所で、ドイツ人捕虜による「第九」の演奏が行われたのが最初だといわれています。その後、1938年に東京・歌舞伎座で行われた新交響楽団(現・NHK交響楽団)の演奏がきっかけとなり、年末恒例の演目として定着しました。

年末に「第九」が演奏される理由は、大きく分けて2つあります。

1つは、その壮大なスケールと、平和へのメッセージが、年末の特別な雰囲気にふさわしいと考えられているからです。

もう1つは、戦時中に、学徒壮行会などで「第九」が演奏され、戦没者への追悼や、戦後の復興への希望を込めて演奏されたことから、年末に「第九」を演奏することが、日本の伝統として定着したと考えられています。

1980年代にCDが開発された際に、ソニーの元会長である大賀典雄氏が「第九」を1枚のCDに収めたいと考えたことから、CDの最大収録時間が74分に定められたともいわれています。

年末に「第九」を聴くと、壮大な音楽に包まれ、心が洗われるような気持ちになります。今年も、年末に「第九」を聴いて、新しい年への希望を新たにしてみてはいかがでしょうか。

脳の中のシンフォニー

私たちの脳には、1000億個以上の神経細胞(ニューロン)が存在します。これらのニューロンは、シナプスと呼ばれる小さな隙間を介してつながっており、さまざまな神経伝達物質をやり取りしています。神経伝達物質は、興奮や抑制などのさまざまな働きを持ち、私たちの意識や感情、行動などをコントロールしています。

脳科学者の茂木健一郎氏は、これらのニューロンの活動を、オーケストラの演奏に例えています。オーケストラでは、さまざまな楽器がそれぞれに異なる音色やリズムを奏でながら、ひとつの音楽を作り上げてゆきます。同じように、脳内のニューロンも、それぞれが異なる働きや特性を持っており、それらが絶えず相互作用しながら、私たちの意識や感情を創り出していると考えられます。

茂木氏は、脳内のシンフォニーを「多様なリズムのビートが絶え間なく発生しているようなもの」と表現しています。私たちが意識や感情を感じるたびに、脳内ではさまざまな神経伝達物質が放出され、ニューロンが活発に活動します。そのとき、それぞれのニューロンが異なるリズムで振動することで、脳内には独特のシンフォニーが奏でられているのです。

私たちは、自分の脳内がどのように活動しているのかを直接観察することはできません。しかし、茂木氏の例え話のように、脳内の活動をオーケストラの演奏に例えることで、その複雑さと神秘さをより身近に感じることができるのではないでしょうか。

年末年始は、心身ともにリラックスして過ごす時期です。そんなとき、脳内にはほっと安らぐようなシンフォニーが響き渡っているかもしれません。

動物や人の身体が奏でる、独特の音色

楽器は、さまざまな素材で作られています。木材や金属、プラスチックなど、身近なものから、象牙や水晶、ガラスなど、珍しいものまで、その種類はさまざまです。

そんななか、動物や人の身体の一部を利用した楽器も少なくありません。

例えば、ドイツの洞窟で発掘された世界最古といわれるフルートに似た楽器は、マンモスの牙で作られています。また、ラテン音楽でよく使われる「キハーダ」という打楽器には、ロバや馬の下あごの骨と歯が使われています。

骨といえば、人骨が使われた楽器もあります。チベットの楽器「カンリン」には、風葬で弔われた死者の大腿骨がまるごと使われています。また、ラマ教の儀式で使われる太鼓「ダマル」には、なんとヒトの頭蓋骨や皮が使われているそうです。

日本にも、動物や人の身体の一部を利用した楽器があります。例えば、日本伝統の「三味線」には猫や犬の皮が使われていますし、沖縄や奄美地方に伝わる民族楽器「三線(さんしん)」には、ヘビの皮が張られています。また、バイオリンの弓には、今も昔も馬のしっぽの毛が使われています。

動物や人の身体の一部を利用した楽器は、その素材が持つ独特の音色が特徴です。例えば、マンモスの牙で作られたフルートは、力強く豊かな音色を奏でます。キハーダは、乾いた、鋭い音色が特徴です。カンリンは、低音の、響きのある音色が特徴です。三味線は、艶やかで、深みのある音色が特徴です。三線は、透き通るような、軽やかな音色が特徴です。バイオリンは、繊細で、華やかな音色が特徴です。

これらの楽器は、古くから人々に愛され、さまざまな音楽に使われてきました。科学技術が進んでも、楽器の繊細な音は人工素材では補えないものがあるようです。



よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

健康情報メディア「Health-Up.club」の運営者。
健康に関する情報をわかりやすく発信することをモットーに、自身の経験や知識を活かして記事を執筆しています。

私は、健康に関する情報を発信することで、多くの人が健康に生きられる社会を実現したいと思っています。
自分自身も、健康に悩んだ経験があり、その経験から健康の大切さを実感しました。
そのため、健康に関する情報をわかりやすく発信することで、多くの人が健康に生きられるようにサポートしていきたいと思っています。

目次