本ページはプロモーションが含まれています

みそは宇宙でも食べられているって知ってた?みその雑学

みそは宇宙でも食べられているって知ってた?みその雑学

「みそは宇宙でも食べられているって知ってた??」

え?宇宙でみそ?って思った人、多いんじゃないかな。

そう、なんと、宇宙飛行士が宇宙食としてみそを食べてるんだって。

しかも、みそ汁じゃなくて、みそ煮込みうどんやみそラーメンみたいな、ちゃんとしたみそ料理だって。

一体、なぜ宇宙でもみそが食べられるようになったのか?

今回は、そんなみその意外な雑学を、カジュアルな表現でご紹介していくよ。

目次

みそ、その歴史と変遷

みそ汁は、日本人の食卓に欠かせない定番料理です。その起源は古く、1300年以上前から食べられていたと言われています。

みその起源は、古代中国の「醤」であるといわれています。醤は、獣や魚の肉を塩や酒に漬けて熟成させた調味料です。日本には弥生時代から醤の原型となる塩蔵食品があったようですが、現在のみその原型となる「未醤」が登場するのは奈良時代頃といわれています。

未醤は、豆や穀物を塩漬けにした保存食に近く、貴族や高級官僚しか口にできない贅沢品でした。鎌倉時代に編まれた『徒然草』には、北条時頼と宣時が台所の器にこびりついていたみそを肴にして酒を飲み交わしたというエピソードも出てきます。

戦国時代になると、栄養豊富なみそは兵糧として用いられるようになりました。武田信玄や伊達政宗といった名だたる戦国武将たちもこぞってみそ作りを奨励しました。江戸時代には、庶民にもみそが普及し、各地でさまざまなみそが作られるようになったのです。

現代のようにビニール袋やプラスチック容器でみそが販売されるようになったのは、1970年代以降のことでした。その後はフリーズドライや液状のみそなど、樽から量り売りされていた時代にはなかった形状のみそが普及していきました。宇宙食のみそ汁も開発されており、日本人の宇宙飛行士に人気なのだとか。

みそは、日本の食文化を代表する調味料です。その歴史は古く、時代とともに形や味わいを変えながら、日本人の食卓に欠かせない存在として定着してきました。

みそは、日本人の健康と食生活を支えてきた、まさに日本のソウルフードといえるでしょう。

「みそ」という呼び名の意外な使われ方

私たちの日常生活の中で、よく耳にする言葉に「みそ」があります。みそ汁や味噌煮込みうどんなどの定番料理はもちろん、さまざまな料理に使われ、私たちの食生活に欠かせない調味料です。

しかし、世の中には、みそとはまったく異なるのに「みそ」と呼ばれているものもあります。その代表が「脳みそ」です。

「脳みそ」とは、医学用語で「大脳、間脳、脳幹、小脳」の4領域に大きく分けられる、頭蓋骨に守られた中にある柔らかな組織の総称です。

生の脳を見たことがある人は少ないと思いますが、人間の脳は灰白色で、見た目はみそにそっくりというわけではありません。むしろ「白子」のほうが脳に似ているかもしれません。

それでも「脳みそ」と呼ばれるのは、一説によると、古来よりみそが人にとって重要な存在だったことに由来するのではないか、といわれています。

みそは、栄養価が高く、保存性にも優れていることから、古代から保存食や栄養源として重宝されてきました。また、味噌汁や味噌煮込みうどんなどの定番料理として、日本人の食卓に欠かせない存在です。

そんなみそが、重要な存在として人々に親しまれていたことから、「重要なポイント」や「重要なもの」を比喩的に表現する際に「脳みそ」という言葉が使われるようになったと考えられています。

例えば、「そこがみそ」と言う時の「みそ」は、その場面で重要なポイントであることをたとえた比喩表現です。また、「脳みそを絞る」という言い方をする時の脳みそは、「知恵」や「頭脳」の比喩です。

このように、みそは単に調味料としてだけでなく、私たちの生活の中で重要な存在として、さまざまな場面で使われてきました。

「脳みそ」や「カニみそ」のように、みそとはまったく異なるものにも「みそ」と呼ばれるものがあるのは、みそが私たちの生活の中で重要な存在として親しまれていたことに由来するのでしょう。

これからも、私たちの食生活や文化に欠かせない存在として、みそは愛され続けていくことでしょう。

みそ由来の慣用句

みそは、日本人の食生活に欠かせない発酵食品です。古くから親しまれてきたみそには、さまざまな慣用句が存在します。

手前味噌

「手前味噌」は、自分のことを自慢することや、自分の物事を誇りに思うことを意味する慣用句です。みそは、昔から家庭で作られており、各家庭で独自の味噌がありました。そのため、自分の家で作ったみそを自慢する意味で「手前味噌」という言葉が使われるようになりました。

味噌をつける

「味噌をつける」は、失敗して面目を失うことを意味する慣用句です。みそは、味噌汁や味噌漬けなど、さまざまな料理に使われますが、調理方法を誤ると、味が悪くなったり、腐ったりしてしまいます。そのため、「味噌をつける」は、失敗して面目を失うことのたとえとして使われるようになりました。

味噌を擂る

「味噌を擂る」は、お世辞を言うことや、おべっかを使うことを意味する慣用句です。みそは、擂臼で擂ってペースト状にします。そのため、「味噌を擂る」は、お世辞を言って相手を喜ばせようとすることのたとえとして使われるようになりました。

みそっかす

「みそっかす」は、一人前に扱ってもらえない小さい子どもや、一人前のものではないものを意味する慣用句です。みそは、大豆を麹で発酵させたもので、大豆の皮や種は、みそを搾った後に残ります。そのため、「みそっかす」は、一人前ではないものや、一人前に扱ってもらえないことのたとえとして使われるようになりました。

みその医者殺し

「みその医者殺し」は、みそを摂取していれば病気にならないという意味の慣用句です。みそは、栄養価が高く、抗酸化作用や免疫力を高める効果があるといわれています。そのため、「みその医者殺し」は、みそを健康に良い食品として評価する言葉として使われるようになりました。

このように、みそには、さまざまな慣用句が存在します。これらの慣用句は、みそが日本人の生活に深く根付いていることを物語っています。



よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

健康情報メディア「Health-Up.club」の運営者。
健康に関する情報をわかりやすく発信することをモットーに、自身の経験や知識を活かして記事を執筆しています。

私は、健康に関する情報を発信することで、多くの人が健康に生きられる社会を実現したいと思っています。
自分自身も、健康に悩んだ経験があり、その経験から健康の大切さを実感しました。
そのため、健康に関する情報をわかりやすく発信することで、多くの人が健康に生きられるようにサポートしていきたいと思っています。

目次