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「歯」の不思議なトリビア!2

「歯」の不思議なトリビア!2

歯って、私たちの生活に欠かせない存在ですよね。でも、意外と知らない事実も多いんです。

例えば、歯は実は人間だけが持っている器官じゃないって知っていましたか?クジラやイルカなどの海生哺乳類にも、歯があります。

また、歯は生きているって知っていましたか?歯の表面はエナメル質で覆われていて、このエナメル質は死んだ細胞でできています。しかし、歯の内部は、血管や神経が通っていて、生きています。

さらに、歯は再生するって知っていましたか?歯の表面のエナメル質は、一度失うと再生しませんが、歯の内部にある象牙質やセメント質は、ある程度再生することができます。

ほかにも、歯にはまだまだ意外な事実がたくさんあります。

今回は、そんな「歯」の不思議なトリビアをご紹介します。

目次

歯は鉄より硬い!?意外な事実

歯って、硬いイメージですよね。でも、鉄と比べるとどうなんでしょう?

意外にも、歯の方が硬いんです。

モース硬度という硬さの単位で比べると、歯は最大10段階のうち「7」で、鉄は「4」です。

つまり、歯は鉄よりも約3倍も硬いことになります。

歯の表面を覆っているエナメル質は、人間の体の中で最も硬い組織です。その硬さは、ダイヤモンドの半分にも匹敵します。

エナメル質の硬さのおかげで、私たちは硬い食べ物でも噛み砕くことができます。

しかし、エナメル質は傷つきやすいという弱点もあります。

虫歯や歯ぎしり、歯周病などでエナメル質が傷つくと、歯の内部にある象牙質やセメント質が露出してしまいます。

象牙質やセメント質はエナメル質よりも硬さが弱いため、傷ついたまま放置すると、歯が欠けてしまったり、歯が抜けてしまったりすることがあります。

歯を健康に保つためには、日々の歯磨きや定期的な歯科検診が大切です。

歯磨きでは、歯ブラシと歯磨き粉を使って、エナメル質に傷をつけないように丁寧に磨きましょう。

また、定期的に歯科検診を受けることで、虫歯や歯周病などの早期発見・早期治療につなげることができます。

歯は、私たちの生活に欠かせない大切な器官です。

日頃から歯のケアをしっかりして、健康な歯を保ちましょう。

「歯を噛めば噛むほど強くなる」は本当?

「歯を噛めば噛むほど強くなる」という言葉を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。

しかし、これは実は半分しか正しくありません。

正しい部分

歯をよく噛んで食べることで、唾液の分泌量が増えます。唾液にはパロチンという成長ホルモンの一種が含まれていて、これが歯や歯茎の成長を促す働きがあります。また、パロチンには認知症の予防にも効果があるとされています。

間違っている部分

虫歯や歯周病にかかっている人が、歯や歯茎を鍛えるために歯を噛むのは逆効果です。

虫歯の場合は、エナメル質が溶けている部分を噛むことで、虫歯が悪化する可能性があります。

歯周病の場合は、過度な噛む力によって歯周組織に負担がかかり、歯が動くので、歯周病が進行してしまうのです。

歯を噛むことで、唾液の分泌量が増え、歯や歯茎の成長を促すという効果があります。しかし、虫歯や歯周病にかかっている場合は、歯を噛むのは逆効果です。

歯の健康を保つためには、日頃から正しい歯磨きや定期的な歯科検診を心がけることが大切です。

オーストラリアの水道水にはフッ素が含まれているって知ってた?

オーストラリアの水道水には、フッ素が含まれています。フッ素は、歯磨き粉に使用されている成分の1つで、虫歯を抑制する効果があります。

フッ素が虫歯を抑制する仕組みは、歯のエナメル質を強くすることによってです。エナメル質は、歯の表面を覆っている硬い組織ですが、虫歯菌の出す酸によって溶けてしまうことがあります。フッ素は、エナメル質に沈着して、酸による溶解を防ぐ働きがあります。

オーストラリアでは、水道水にフッ素を添加することで、虫歯の発生率を低下させることに成功しています。

フッ素は、水道水から摂取することもできますが、過剰摂取には注意が必要です。フッ素の過剰摂取は、骨の変形や歯の着色などの症状を引き起こすことがあります。

オーストラリアの水道水にはフッ素が含まれています。フッ素は虫歯を抑制する効果がありますが、過剰摂取には注意が必要です。

虫歯を予防するためには、水道水以外にも、正しい歯磨きや定期的な歯科検診を心がけることが大切です。

炭酸飲料で歯が溶けるって本当?

コーラやサイダーなどの炭酸飲料は、酸性であるため、歯のエナメル質を溶かしてしまうと言われています。

歯のエナメル質は、PH5.5以下になると溶け始めると言われています。炭酸飲料のPHは、一般的に3~4程度です。そのため、炭酸飲料を飲むと、歯のエナメル質が溶けてしまうのではないかと心配になります。

しかし、実際には、炭酸飲料を飲んだからといって、すぐに歯が溶けるわけではありません。

なぜなら、唾液には、歯のエナメル質を溶かしてしまう酸を中和する働きがあるからです。唾液のPHは、一般的に7程度です。そのため、炭酸飲料を飲んだ後、すぐに唾液で中和されれば、歯のエナメル質が溶けることはありません。

ただし、炭酸飲料を長時間口の中に含んでいると、唾液で中和されるまでに時間がかかることがあります。その場合は、歯のエナメル質が溶けてしまう可能性があります。

また、炭酸飲料を飲んだ後は、歯磨きをして、歯のエナメル質の再石灰化を促すことも大切です。

再石灰化とは、歯のエナメル質が溶けた部分を、カルシウムやリン酸が補うことで、再び固くする働きです。歯磨き粉には、再石灰化を促す成分が含まれているものがあります。

したがって、炭酸飲料を飲んだ後も、すぐに歯磨きをして、歯の健康を守ることが大切です。



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この記事を書いた人

健康情報メディア「Health-Up.club」の運営者。
健康に関する情報をわかりやすく発信することをモットーに、自身の経験や知識を活かして記事を執筆しています。

私は、健康に関する情報を発信することで、多くの人が健康に生きられる社会を実現したいと思っています。
自分自身も、健康に悩んだ経験があり、その経験から健康の大切さを実感しました。
そのため、健康に関する情報をわかりやすく発信することで、多くの人が健康に生きられるようにサポートしていきたいと思っています。

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